【かたせ梨乃さん】68歳とは思えぬ美ボディを保つ毎朝1時間の習慣とは? 正しい歩き方も伝授
毎朝1時間歩くという、かたせ梨乃さん。その健康的な美ボディと笑顔が散歩の効果を物語ります。楽しむことを優先するウォーキングは、まさにゆうゆう世代向き!
PROFILE
かたせ梨乃さん 女優
かたせ・りの●1957年東京都生まれ。
大学在学中にCMモデルとしてデビュー。78年に女優デビュー。
映画『極道の妻たち』シリーズ、『肉体の門』など代表作多数。
2025年NHK大河ドラマ「べらぼう」に出演。
テレビ東京「あさこ・梨乃の5万円旅」で健脚ぶりを発揮している。
タウン着のままの“ついで散歩”
「今朝もね、6時すぎから小一時間、お散歩してきたんですよ」
爽やかな笑顔で取材現場に現れた、かたせ梨乃さん。天候が悪くなければ、ほぼ毎日散歩しているという。
「朝は空気が澄んでいて、気持ちいいでしょ。ルートを決めずに日差しや風を感じ、木々や花々、街の建物を眺めながら、気の向くままに歩くのが私流。ただ私、方向音痴だから、道に迷ってどんどん家から離れてしまい、なかなか帰れないこともあるんですけどね(笑)」
1日何千歩、1時間何キロ、と歩数やスピードを目標にするのではなく、「ぶらぶら歩き回るのが楽しい」のだという。
「もともと運動が好きで、20代の頃はストイックに走っていた時期もありました。年を重ねると膝に負担がかかるので、水泳にシフトしたんです。ところがコロナ禍でプールが閉鎖。それで家の周りを歩き始めたの。歩いていると『こんなところに公園が!』『素敵なお家!』と、いろんな発見が楽しくなって。徐々に距離が延びて、今は朝の散歩で5キロは歩きますね」
家に帰ってシャワーを浴び、朝食を取って仕事の現場へ。
「仕事仲間に『朝からそんなに歩いてくたびれない?』と言われますけど、全然(笑)。おなかが減ってご飯がおいしく食べられるし、体も頭もすっきりする。歩きながらお芝居のセリフを覚えることも多いんです」
撮影やロケで朝の散歩ができない日もある。
「地方ロケのときは必ずスニーカーを持参し、空いた時間に周辺を散策します。知らない町を歩くのはワクワクしますね。
ウエアは今日の服みたいに、脚や腕の曲げ伸ばしがラクにできる動きやすいタウン着です。普段からこういう服装なので、出先から歩いて帰宅することも。“ついで散歩”ね。そうすると、朝の散歩ができなくても1日1万歩は歩いちゃいます」
ことさらにウォーキングしようと気負わない“ついで散歩”。これならわざわざ着替える必要がなく、誰でも始めやすい。
